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水沢めぐみ『3月の第2ボタン』

水沢めぐみさんのりぼんの作品(クッキーではなく)では『おさんぽの時間』以来実に久々のコミックスですね! この時をどれだけ心待ちにしていた事か!!

本屋さんで手にとって初めて知ったのですが、その『おさんぽの時間』の続編なんですね。軽く驚きました。確かに表紙に描かれている二人、見覚えありました
そちらのレビューなども参考にしつつという事で。

しかし『3月の第2ボタン』だなんて、季節的にもほんとタイムリーでしたね。
水沢さんのコメントにもありましたが、他の収録作も12月末〜今頃のお話で季節的に丁度いい感じ。単行本派だと結構、「冬の話を真夏に読む」なんて事はよくある事で、どうしても作品の中と現実の季節が一緒という事はそうないので、そういう部分で嬉しさというのはありますねv

ネタバレあるかと思いますので、以下に続きます。
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posted by: イチヰ | 漫画・りぼん系 | 21:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - |

水沢めぐみ『おさんぽの時間』

やっぱり、水沢めぐみさんの漫画を読むととても穏やかに気分になりますニコニコ
「癒し」って言葉は商業主義にすっかり毒されているので使うの嫌いなんですけど、まあそんなような感じ。心の不純物が取り除かれるっていうか。
実は精神的にすごくどん底だったんだけど、読んでよかったです。だからといってすぐに浮上できるほど単純じゃないけど、少なくともこれを読んでいる間だけはとても幸福な気分でいられた。

で、『おさんぽの時間』ですが、りぼん本誌での連載だったんですよね。本誌での連載ってすごく久し振りですよね。ファンとしてとても嬉しいですvお帰りなさいという感じラッキー
まあ、「りぼんオリジナル」が休刊になってしまって、状況としては厳しくなっているんですけど、だからこそ余計そんな中での本誌連載というのは価値があると思うんですよね。長きに渡ってメイン作家として君臨してきた吉住さんでさえ今や本誌での連載はここ2年ないというこの状況だけに。

犬が題材の漫画です。りぼんで犬漫画と言えば亜月亮『ラブわん!』が思いつきますけど、『おさんぽの時間』の主人公の女の子の名前が亜月杏なんですよね(笑)。その辺意識的にされているのでしょうか?(笑)

小学生の話なんですよね。珍しい気がします。『おしゃべりな時間割』は小学生の時からの話ですが成長していきますし。『南ちゃんの夏休み』(RMC『ガラスのむこうに花束を』に収録)もそうですよね。11歳で始まるけど、最後15歳になる。
犬を飼う女の子の話、という設定からすれば、小学生というのは妥当だと思いましたけどね。無邪気に動物と接するにはね。

多少ネタバレ感もあるので、以下に続きます。

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posted by: イチヰ | 漫画・りぼん系 | 20:37 | comments(2) | trackbacks(1) | - |

水沢めぐみ『チャイム』

水沢めぐみさんのコミックスは私の本棚の中でも一番目に付くところに並べてあるんですがわーい、先日むしょうに『チャイム』を読みたくなったので読みましたv

上に紹介しているのは文庫版の1巻ですが、私は勿論普通のコミックスで持ってます。全3巻。表紙の絵は1巻と一緒ですね。
3巻くらいなら一気に読める巻数ですが、忙しかったりもしたのでやっと全部読めましたたらーっ

個人的には、水沢さんの作品の中で言えば特別な存在ではないんですが、基本的に水沢さんの作品はどれも素晴らしいので。
やっぱり、魔法が使えたりお姫様だったり、そういうのとは違って普通の女の子の割りと地味な話なので、一般的にも水沢作品の中で比較的目立たないとかそんな位置づけで語られる作品かもしれません。でもやっぱり水沢さんの作品っていうのは、派手さよりも、読んでいて安心できたり、心が穏やかになったり、そういうのが魅力だと思うんですよね。

ヒロインの朝子は、内向的で結構うじうじしちゃうようなタイプです。こういうタイプって、受け付けない人は受け付けないんですよねたらーっ
かくいう私も、姫ちゃんリボンとか結ちゃん(ポニーテール白書)みたいなタイプの方が好きですけど。やっぱり、少女漫画のヒロインって、「元気いっぱい」なタイプの方が一般的に受けはいいですよね。
私にとっての憧れのヒロインははいからさん(大和和紀『はいからさんが通る』)ですしポッ
広告スペースのキャラ紹介で、作者本人と「性格が近いかも」とおっしゃっていますけど、たしかに水沢さん自身の実話を元に描かれた『おしゃべりな時間割』のヒロイン・千花と一番似たタイプのキャラかもしれないと思ってなんか納得(笑)。

内向的なのはともかく、思考がやたらとセンチメンタルで乙女ちっくなんですよね。モノローグにそれがよく表れているけど。
そういうのが、十代前半の私には少し気恥ずかしさを感じさせたかもしれません。
なんていうか、ちょっとした事で「めくるめく恋の予感ラブラブ」みたいな思考と言うか妄想に走ってしまうようなところが当時の私にはありましてね(苦笑)。でも一方で、「そんな訳ないし。恥ずかしい奴だな。」みたいに冷静に自分にツッコミを入れる私、というのも存在していて。寧ろそんな自分は恥ずかしいと感じていただけに、あんまり「乙女ちっく」やられちゃうと気恥ずかしさと寒さを感じてしまってましたね。今考えれば、十代のうちなら若さゆえのあやまちって奴で許されるよな、って思うんですけどね。だから逆に当時より素直に乙女ちっく路線を受け入れている私がいます(笑)。まあね、自分自身とどこか重ねてしまう年代から、完全に他人事になってしまった年代へと私自身が推移してしまったから(苦笑)。自分自身と重ねさえしなければ、恥ずかしさなんて感じずに済むしたらーっ
ほんと、十代の頃なんか絶対に、センチメンタル乙女ちっくのふたつの言葉を肯定的に使うことはなかったです(笑)。

まあ、そんな関係で、最初に読んだ時よりずっとヒロインに対しては好意的に読めていると思うんですよ。
やたらとセンチメンタルなモノローグ、なんてのも最近の少女漫画じゃほとんど絶滅状態だし、なんかああいう雰囲気いいですよね、うんニコニコ
最近の作品にくらべると、深みみたいなものもあるなと感じました。死という重い展開もあったりして。それに比べると最近の作品って結構ぬるいんだなとかは思いましたね。別にだからってなんでもないんですが。
年齢的なものもあるのかなあ? 若い頃の方が重い話とか描きたいと思いますよね。年をとっていくとそういう感性が鈍くなっていってしまうんですよ。今まさに私が実感している最中でして(滝汗)。

絵柄にもまだ昔の少女漫画という雰囲気が残っていて、今読むとかえって好意的に思います。当時は一昔前の少女漫画って絵的に受け付けなかったんですよ。ウテナにはまって次第に受け付けるようになって、今じゃすっかり「少女漫画はやっぱ70年代v」なんて言ってるくらいで(笑)。

そうそう、絵といえばね、作風の変化にもっと驚くんじゃないかと思っていたんですよ。最近も水沢さんの最新作を読んでいますし、一方で当時の作品はここ何年読んでませんから、そのギャップを感じるんじゃないかと。
でも拍子抜けなくらい、全然違和感なかったんですよ。
勿論、絵柄は随分変化していますよ。造形的には結構差はあるはず。なのに、印象としてはそんなに違うようには思わない。それが寧ろびっくり。
まあ、一番熱心に読んでいた時期の作品だし、記憶に強く残っていた、というのはあるかもしれませんけどね。
絵柄というのは、寧ろ変化するのが普通ですよね。時代によって流行というものはあるし、水沢さんの絵柄もそれに対応するように変化している。意図的に対応させたのか、自然な変化だったのかはわからないけど。
でも、劇的な変化というのはなかったです。流石にデビュー当時の絵柄は全然違いますけど。別人かと思うくらいに。しかし、『ポニーテール白書』以降だと、知らない人が見ても同じ人が描いてるってすぐ判る程度の変化かもと思いますし、やっぱり比較的に変化の幅というのは小さい作家さんかも知れませんね。
時代の流れに沿った程度の変化なら、印象としてはそうは変わらないのかも。
しかし長く描いていると、言い方は悪いけど明らかに劣化してしまった漫画家さんも結構いらっしゃいますよね。そこへいくとやはり、これだけ長い期間クオリティをしっかり維持(寧ろ向上?)していらっしゃるというのは、本当に尊敬に値することです。

まあそれでも、今見るとこの頃の絵って安定感があるし、一番良い時期かなって感じもします。今の絵は今の絵で大好きなんですけどね。

具体的に一番変わったのは目の描き方でしょうか。瞳と言うよりは、まぶたのライン?
瞳自体も随分大きくなりましたけど、それは矢張りりぼん全体の流れと言うか。。。なんか寧ろ水沢さんがその流れを作ったみたいに言う人がいるけど、個人的にそれは納得いたしかねます(苦笑)。
上まぶたのライン、カーブが小さめだと思うんですよね、昔の絵柄の方が。それって多分、少女漫画全体的な流れだと思うけど。水沢さんって特にクセのある絵ではないし、昔は結構どの漫画家さんもそんな目の描き方だったと思う。

最後に掲載されている番外編で「ハッピーアイスクリーム」って言ってますね。当時は意味がわからなくてスルーしていたと思うなあ(笑)。
大和和紀さんの『アラミス’78』読んで知ったんですけど、二人で同時に同じ事を言った時「ハッピーアイスクリーム」と早く言った方がアイスをおごってもらえる、という遊びらしいです。アラミス’78でこのエピソードが登場したのが1981年です。当然、私の知らない時代の文化ですね。。。鯖読みたがるわたしですが、これはほんと(笑)。
それに対してチャイムでこの台詞が出たのが1990年ですか。その頃そんな事言ってたかなあ?『アラミス’78』に対するオマージュだったりして(笑)。
っていうか、ほんとにそんな遊び流行ったんですか?(汗)

まあ、この番外編は主人公達が小学生の頃の話なんです。キャラのプロフィール見ると、生年月日の生まれた年まできっちり記載されてるんですよ。74、5年生まれ。ってことは小学6年なら86年くらい?設定的には。
生まれ年まで設定してあると、リアリティー感じますね。今読んでも「年上のお姉さんの話」という気がする(笑)。朝子は今32歳なんだね。

posted by: イチヰ | 漫画・りぼん系 | 02:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - |

吉住渉『P×P』

買おうかどうか迷っていたんだけど、最終的には↑の表紙で買おうと決断しました(笑)。美しいですよねラブラブ

「姫」と「教授」っていうキャラ設定も私好みな感じだし。
表題の『P×P』ってのは『Princess×Professer』の略ですよね。

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posted by: イチヰ | 漫画・りぼん系 | 02:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - |

水沢めぐみ『キラキラ100%』 5巻

実は10月15日にこのブログを開設したのには意味があって。毎月15日はRMC(りぼんマスコットコミックス)リボンの発売日ですが、特にこの日は、私の大好きな水沢めぐみさんの『キラキラ100%』5巻と、かつての私にとってはりぼんの作家の中でも水沢さんと並んで双璧のような存在だった吉住渉さんの『P×P』が、奇しくも同日の発売となったんですね。
このお二人、同い年でもあり、昔は結構コミックスの柱とかに仲良さそうな話もお互い載ってたりしたんですよね。最近はそういう話を聞かないけど。
私は、水沢さんの作品はずっと読み続けてきているんですが、吉住さんは『ママレード・ボーイ』どまりだったんですね。でも最近、友達と昔好きだった漫画やらの話でちょっと盛り上がったりして。お互いに『りぼん』読者だった時期がありまして、そこら辺共通の話題って感じで。なんだか懐かしくなって、吉住さんの作品も久し振りに読んでみたいなあ、なんて思って先日『スパイシーピンク』というコミックスを実は買ったのですが(その話もまた)。
今回の『P×P』については正直、買おうかどうか迷ったんですけど、「水沢さんと吉住さんが同じ日に」っていうのがちょっと嬉しくて一緒に買ったんですねラッキー

前置きはそれくらいにして、まず先に、水沢めぐみさんの『キラキラ100%』5巻のレビューをしましょう。何よりもそれがこの記事の主旨なので(汗)。

私は水沢さんのとてもピュアな世界が好きです。本当に汚れのない、透明度の高い、曇りなきピュアな世界。
そんな水沢さんにふさわしい掲載誌は絶対に『りぼん』であると思っているので、正直最初クッキーで描くと聞いたときはショックだったし、今でも警戒感があります(苦笑)。
まあ、りぼんは完全に世代交代してしまった感があるし、漫画家さんも自身の年齢に相応の作品を描くというのは一般的な流れなんでしょうけど、水沢さんってほんと、幾つになられてもあのピュアな世界観はずっと不変で、だから年齢なんて全然関係ないと思うんだけど、絵柄にも流行とかあるし、仕方がないのかなあ?ポロリ

なんか、ウィキペディアの「水沢めぐみ」のところに「性愛表現はキスまで」なんて記述があって、なんかとても下世話な感じでファンとして不快感を隠せないし、これ書いた奴すごくムカツクんですけど、でもその事実のおかげで安心して読めてこられたわけです。「最近の少女漫画はうかつに立ち読みできないね」なんて話を友人としたりするような世の中ですよ(汗)。水沢ワールドだけはいつまでもぴゅあぴゅあであって欲しい。りぼんならそれは安全なんですけど、クッキーとなるとねえ(汗)。不安なんです。

実際に『キラキラ100%』では、今回も含めて3度も未遂までいっているんです(汗)。
っていうか、今回の5巻に収録された「不思議50%」ではラブホテルなんか入っちゃうし!ムニョムニョ
いや、結局何もしてないんですけど。服すら脱いでないんですけど。だから別になんてことないのかもしれないけど。
でもなんていうか、個人的に水沢ワールドにあんないかがわしい場所が存在していて欲しくないんです。水沢さんの作品には汚いものは出てこないのに。
うーん、、それをいかがわしいとか汚らわしいとか感じる私の感性がもしかしたら一番汚れているのかなあ?ポロリ
水沢さんてほんとピュアな感じするんですよ。作ってるんじゃなくて、作者本人が天然なんかないかって、いつも思ってます。・・・褒めてますよ!?(汗)
天然のピュアな人にとってはきっとラブホテルなんて別にいかがわしいとか感じないのかもしれないな、逆にね。
私としてはそんなピュアな水沢さんがラブホテルに取材に行ったかも知れないとか考えるだけで悪寒が走りますが。。。いや、漫画描きの端くれとして言わせて貰うと、行ったことのない場所を描写するのって難しいですよ。背景とか、描けません。ま、実際行かなくても写真とかあればなんとかなるけど。。。考えただけで恐ろしいですね(滝汗)。

でもなんだかんだ言っても、あの水沢さんの作品に流れるほんわかした空気感のお陰で、何があろうとも全然生々しさとか感じないだろうと思うんですけどね。
やっぱり、あの空気感がある限り、水沢作品は私にとって聖域であり続けるのだろう思います。

っていうかさ、本質をみようよ、本質を。自分。
あんなのは表層的な展開であって、そこに描かれているのはやっぱりぴゅあぴゅあ100%なんですよね(笑)。

ちょっとネガティヴなレビューになってしまったけど、何よりも素晴らしい水沢めぐみさんの作品の中で、の評価なので。やっぱり、りぼん掲載作品の方がずっと好きだったりするし、いつかもっと私の大好きな作品を取り上げたいと思ってますが。
でもこの『キラキラ100%』だって、あくまで「水沢作品」の中だけで考えれば私にとっては下のほうだけど、それでもそこら辺のほかの作家の漫画に比べればずっと好きですよ。決まってるじゃん。気に入ってないなんてひとことも言ってないし。

なんだかんだいって、浄化されたし(笑)。

あ、私は祐天寺が好きだなあv
作品によってはああいうタイプとくっついたりもしますよね。
ちょっと意地悪な感じのするタイプって好きです。でも本当は優しい、みたいな。
祐天寺の場合は、ちょっとみくに気があるような感じもするけど、逆にみくの恋を助けているし、ほんっとうにイイ奴で好きです。将来有望なエステティシャン(笑)。本人はならないと言っているけど。

あと、みくの「ラーメンと餃子好きだし」みたいなくだりが好感持てました。気取ってなくていいよね。こじゃれた店で食事、ももちろん素敵だけど、実際にはラーメンとかも普通にみんな好きですよね。彼氏とのデートで、ラーメン食べに、っていうのはすごくありじゃないですか? 個人的にはそういうのいいと思う。

でも個人的に、この5巻で一番良かったの、巻末の書き下ろし「キラキラプチポエム」ですねポッ
とっても乙女ちっくv
「恋する きもちは 宝石箱みたい」
とかってさ。
私にとっては水沢めぐみさんの漫画こそが宝石箱みたいですv



以下、この作品の話というより、私にとっての水沢めぐみさんの存在、の話です。
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posted by: イチヰ | 漫画・りぼん系 | 01:06 | comments(2) | trackbacks(0) | - |